TIPS02
「デジタルマイクロスコープ」と「SEM」の勘違い

用途が異なるのに混同されがち。両者の違いは?

用途が異なるのに混同されがち。両者の違いは?

デジタルマイクロスコープは、光学レンズとデジタルカメラ(CCDカメラ)を使用して、観察対象をパソコンなどのモニターに表示する装置です。つまり、光学顕微鏡の一種になります。もちろん、SEMとは倍率が異なるので、そもそも用途が異なっています。

SEMは、観察領域がナノであることが最大の利点。一方で、観察時の色情報はなく(電子顕微鏡はリアルなカラー、SEMはモノクロ)、的確に操作するには熟練度も求められます。

デジタルマイクロスコープは、観察領域がマクロ~ミクロまで幅広いことが利点です。レンズもズームできる製品が一般的。経験を問わず操作しやすい、という違いがあります。

「デジタル」という名称のせいか、電子顕微鏡=Electronic Microscopeと混同されることが意外と多いデジタルマイクロスコープ(英語名で比べてみると、その違いがわかりやすくなるかと思います)。SEMは「デジタル」ではありません。